
この日は開館と同時に市の職員が買い物客をカウント。午前10時50分ごろ、買い物を終えた西峯さんに50万人目であることを伝えた。ほぼ1日置きに来店しているという西峯さんは「野菜が新鮮で、値段も安いのが魅力。50万人目なんて、知らなかったのでびっくりした。これからも利用したい」と話した。
とれなばは、2012年8月に開館。市や商工会議所、JAなど6団体でつくる運営協議会が経営し、地元の農家らが持ち込んだ朝採れ野菜や工芸品、加工品などを委託販売している。新鮮さや農家が持ち込む珍品が並ぶと好評で、16年度は約11万600人が来店、約1億1000万円を売り上げている。
宇都圭一店長(55)は「スタッフの細やかなサービスやリピーターの皆さんのおかげ。更に多くのお客さまにお越しいただけるよう、品揃えを充実させ、100万人を目指したい」と話した。10月には50万人達成キャンペーンを開く予定。