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地域住民と田植え体験 名張・薦原小

170509_1.jpg 地域の人たちと一緒に米作りをしようと、名張市立薦原小学校(廣岡貞之校長)の5年生24人が5月9日、学校近くの水田で田植え体験をした。【地域住民の指導で苗を植える児童たち=名張市薦生で】

 「持続可能な開発のための教育(ESD)」の一環で、2006年から毎年取り組んでいる。近くに住む松並昭男さん(68)ら住民6人が協力した。水田に一列に並んだ児童たちは、松並さんの声に合わせて伊賀米コシヒカリの苗を約300平方メートルにわたって手作業で植えた。

 順調に生育すれば9月に100キロ近くが収穫できる見込み。10月には児童たちでおにぎりをつくり、全校生徒に振る舞う予定だ。

 田植えをするのは初めてという高見優星君(10)は「植える時に手を入れた泥の感触が気持ちよかった」と話し、石本愛輝君(10)は「収穫したお米を味わってもらえるのが楽しみ」とニッコリ。

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