「持続可能な開発のための教育(ESD)」の一環で、2006年から毎年取り組んでいる。近くに住む松並昭男さん(68)ら住民6人が協力した。水田に一列に並んだ児童たちは、松並さんの声に合わせて伊賀米コシヒカリの苗を約300平方メートルにわたって手作業で植えた。
順調に生育すれば9月に100キロ近くが収穫できる見込み。10月には児童たちでおにぎりをつくり、全校生徒に振る舞う予定だ。
田植えをするのは初めてという高見優星君(10)は「植える時に手を入れた泥の感触が気持ちよかった」と話し、石本愛輝君(10)は「収穫したお米を味わってもらえるのが楽しみ」とニッコリ。