名張市青蓮寺のキャンプ場跡「ロマンの森」で5月3日、「森のはるかぜマルシェ」が開かれた。会場には飲食販売や手づくり体験のブースが立ち並び、多くの家族連れでにぎわった。【ステージイベントに見入る来場者たち=名張市青蓮寺で】
青蓮寺湖畔を望める自然豊かな立地を生かして、キャンプ場を活気あふれる場所にしようと「ロマンの森活用プロジェクト」が主催。作家や飲食店に声を掛け、2015年から春と秋の年2回、自然と触れ合える体験イベントを交えたマーケットを開いてきた。
ログハウス内や屋外にテントを構えて設けたブースでは手づくり作品や飲食物販売の他、木工や和菓子づくりなどの体験があり、来場者が和気あいあいと回っていた。ステージでの弾き語りやダンスライブなどには人だかりが出来ていた。
家族4人で訪れていた同市桔梗が丘西の小学3年、田中美帆さん(8)は泥団子づくりに参加。「さらさらの砂を付けて転がすのが楽しい。家に飾りたい。家族で一緒に来れてうれしい」とニッコリ。父の充浩さん(46)は「近い場所で気軽に遊びに来れてよかった」と話した。