日本青年会議所東海地区協議会の研修船事業「JC青年の船 とうかい号」に名張青年会議所を通じて参加する2人が、5月8日、名張市鴻之台の市役所の亀井市長を表敬訪問し、乗船への思いや抱負を語った。【乗船に意気込む(左から)稲葉さん、松田さん=名張市鴻之台で】
2人は月ヶ瀬尾山の会社員、稲葉友哉さん(34)と奈良県桜井市谷の名張市職員、松田浩典さん(31)。とうかい号は地域や企業で活躍できる次世代の人材育成を目的にした洋上研修で、2人とも勤務先の勧めで参加を決めた。
研修は5月28日から6月3日までの7日間。2人は20歳から35歳までの他の参加者約450人とともに、船内でのグループワークや自己啓発講習、寄港先の上海で現地の青年らと異文化交流などを通じて見聞を深める。
稲葉さんは「いろんな人と人脈を築けると聞いて期待している。地域や会社の役に立てる人材になりたい」と話し、松田さんは「現地の人たちとの出会いが楽しみ。非日常の中に身を置くことで、新しい自分も発見できると思う」と話しており、亀井市長は「いい経験になるはず。健康に十分気を付けて、頑張って来てほしい」と話した。