主催は工事業者の鴻池・山一特定建設工事共同企業体。新庁舎は延べ床面積1万4000平方メートル、鉄骨造り地上5階建て。総事業費は63・7億円で、来年11月末の完成、2019年1月の開庁を予定している。
神事の地鎮行事では、発注者の岡本栄市長が「いよいよ新庁舎が建つという実感を持って頂いたのではないか。市民のための行政の城ができる。無事早期の完工をお願いしたい」とあいさつした
式典の終わりには地元に伝わる「伊賀石つき唄」が保存会の地元住民11人によって披露された=写真右。この地方では、土台の地固めをする作業を石つきといい、保存会のメンバーが組んだやぐらの中に立てた「胴突き棒」と呼ぶ丸太と結んだ紅白の縄を繰り返し引っ張り落とす様子を再現しながら歌い、頑丈な庁舎ができることを願い祝った。