熊本地震の発生から1年が経った4月14日、名張市グラウンドゴルフ協会の関係者が名張市役所を訪れ、復興支援に役立ててもらおうと亀井利克市長に義援金6万2000円を寄託した。【市長に義援金を託す木村会長=名張市鴻之台で】
義援金の寄託は東日本大震災の際に次いで2回目。被災地のグラウンドゴルフ愛好家たちの助けになりたいとの思いから始めた。
同市夏見のメイハンフィールドなどで開いた大会で、ホールインワン達成者が100円を募金する「ホールインワン募金」で集めた。大会は昨年5月から計12回開き、協会員を中心に毎回200人ほどの参加があったという。
この日は、木村幸秀会長(76)ら3人が市役所を訪問。亀井市長に義援金を手渡し、犠牲者に黙とうを捧げた。木村会長は「少ないかもしれないが、役立ててほしい。困っている人をどうにか助けたい」と話した。
義援金は市社会福祉協議会を通じて、熊本地震の義援金を取りまとめる日本赤十字社へ送られる。