伊賀署で4月6日、非行集団による特異で重要な事件などの取り締まりに従事する少年事件特別捜査隊の指名式があった。【指名書を手渡す藤井署長(右)=伊賀市四十九町で】
指名書を交付されたのは、生活安全課の長井謙課長を隊長に同課や刑事課、交通課、地域課、警備課の署員13人。同署によると、県内の少年犯罪情勢は減少傾向だが、再犯率が約3割と依然高水準で推移している。
藤井淳夫署長は訓示で「近年、鈴鹿市内での傷害致死事件を始めとする少年による凶悪事件がたびたび発生するなど予断を許さない状況だ。事件発生時は部門の枠を超え、適正で迅速な捜査をしてほしい」と述べた。