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陸上競技場と美旗地区市有地 愛称決まる 名張市

170327_1.jpg 名張市は、命名権(ネーミングライツ)のスポンサーを募集していた同市夏見の市民陸上競技場と、同市新田の美旗地区市有地一帯の愛称を発表した。それぞれ「メイハンフィールド」「みはたメイハンランド」となる。亀井市長と命名権者の「メイハン」(同市東田原)の田畑博社長(68)が3月27日、4月からの5年契約を交わした。【調印後に握手する(左から)亀井市長と田畑社長=名張市鴻之台で】

 市は改修や整備を終えた施設を対象に、財源確保の一環に加え、市民に親しんでもらおうと命名権を導入。2月から募集し、いずれも同社のみが応募した。命名権料は1年間で競技場が108万円、市有地が50万円。

 陸上競技場は1周約400メートルのトラック、人工芝のフィールドなどの設備があり、2021年の三重国体ではホッケー、弓道競技の会場として内定。市有地は、ゲートボール場と多目的広場、農園ゾーン、毘沙門塚の4施設周辺が対象となっていた。

 同社は同市夏見の市民野球場「メイハンスタジアム」も命名権を取得しており、今回の調印で3か所目。田畑社長は「名張にある企業として、市を応援したいと思った。皆が集う場所として利用してもらいたい」と思いを語った。

 亀井市長は「三重国体の競技場となるなかで、このご支援はありがたい。どちらの施設も『まちじゅう元気』の取り組みの一環になる」と語った。

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