名張市春日丘の近畿大学工業高等専門学校で3月18日、卒業証書・修了証書授与式があり、本科・専攻科の学生計177人が学び舎を巣立った。【村田校長（右）から証書を受け取る卒業生＝名張市春日丘で】 この日午前10時からの授与式では、最初に村田圭治校長から卒業・修了証書が授与された後、研究活動やクラブ活動、地域でのボランティア活動などに精力的に取り組んだ学生への表彰もあった。村田校長は「はやりにとらわれず、キャリアを磨いて、必要とされる人材になってほしい」と祝辞を贈った。
在学生代表の増谷侑哉さん（電気電子コース4年）は「これからも力強く前進し、限りない未来を切り開いてください。先輩方を目標として、私たちも努力を重ねます」と送辞を述べ、卒業生代表の藤田紗季さん（同コース）は「この学校を後にするのは寂しいですが、とどまっているわけにはいかない。それぞれの目標を持って旅立つ時。一度きりの人生を悔いなく過ごすことを約束します」と決意を答辞に込めた＝写真2枚目。
