長野県白馬村で開かれた国体冬季大会のスキー競技会に三重県代表として出場した、鈴鹿市出身で自動車部品加工メーカー「ミヤケ」(伊賀市佐那具町)の小崎ひな乃さん(22)が3月9日、岡本栄市長を表敬訪問し結果を報告した。【大会で使用したスキー板を岡本市長に見せる小崎さん=伊賀市役所で】
出場したのは、成年女子Aの大回転(ジャイアントスラローム)。山の斜面に立てた旗の間を平均スピードが時速50キロから70キロで滑りぬけながら速さを競う競技で、強靭な体力とスピードや平衡感覚、瞬時の判断力が要求されるという。
大会は2月15日から17日にあり、小崎さんが国体に出場するのは鈴鹿高専3年の時以来で通算4回目。社会人2年目の今シーズンから4年ぶりに競技を再開し、本大会の参加者86人中76位の成績だった。
小崎さんは大会を振り返り「今大会はけがをしないでゴールするのが目標だった。来シーズンの大会ではもう少し攻めるスキーをしたい」と話した。