オーストラリア・ニューサウスウェールズ州にあるリンディスファーン高校を訪問する県立名張西高、名張青峰高(名張市百合が丘東6)の訪問団が3月7日、同市の亀井利克市長を表敬訪問し、意気込みを語った。【訪問を前に決意を新たにする生徒たち=名張市鴻之台で】
名張西高とリンディスファーン高は、姉妹校提携した2009年から相互に交換留学を実施しており、今回で8回目。今年度は新設の名張青峰高の生徒も参加し、西高2年4人、名張青峰高1年6人が現地に向かう。
滞在中はホームステイをしながら同校へ通い、現地の生徒たちと同じ授業を受ける。生徒たちは2人1組で「和菓子」「和服」「祭り」など、日本文化のプレゼンテーションを披露するという。
上野天神祭について紹介する予定の名張青峰高1年の南出菜月さんは「現地でたくさんの人と話し、多くの文化や習慣を学びたい。日本と伊賀の文化もみんなに知ってもらえたら」と話し、亀井市長は「8回目となり信頼関係も築かれている取り組みとなった。積極的に交流し、実り多い滞在にしてほしい」と激励した。
生徒たちは10日に中部国際空港からオーストラリアに出発、20日に帰国する予定。