第15回伊賀市長杯女子サッカー大会忍びの里レディーストーナメントの2日目が3月12日、同市小田町の上野運動公園競技場であり、地元の伊賀FCくノ一は愛媛FCレディースに1‐0で勝った。リーグ戦による2日間の大会結果は、優勝が1勝1分で総得点で勝ったAC長野パルセイロレディース、2位は同じく1勝1分のくノ一、3位は2敗の愛媛FC。【ゴール前で抜け出しシュートを放つくノ一の作間琴莉MF=伊賀市で】
11日のAC長野戦から先発6人が入れ替えたくノ一は、前半開始から数多くのチャンスを作り、90分間でシュート15本を放つも無得点。後半ロスタイムにコーナーキックから愛媛のGKがはじいた球を途中出場のMF福丸智子が2試合連続となるゴールを頭で押し込み、逃げ切った。
試合後の記者会見で野田朱美監督は「この2日間で各選手がアピールしてくれた。メンバー選考が悩ましい。対戦した2チームとも激しいプレスだったので、チームとしてリーグ開幕に向けたいい準備ができた」と振り返った。
2週間後に迫った公式戦に向け、新キャプテンのMF杉田亜未は「チームとして連動の部分も合ってきた。課題の決定力が上げられたら、絶対負けないチームになっていく。この2日間で出た細かなミスなどを修正し、全員で戦っていきたい」と抱負を話した。