今年度は男性5人、女性19人が卒業式を迎えた。在校生や保護者ら100人が見守る中、松井妙実校長(57)が卒業生1人ひとりに卒業証書を手渡した。
松井校長は「目指す看護師像には、ほとんどの人が志半ば。目標を明確にしてこれからもチャレンジして」と激励し、亀井利克市長も「看護師としてさまざまな場で経験し、いつかは地域医療や介護に関わってほしい」と期待を込めた。
学生らは2月19日の看護師国家試験を受験しており、3月27日には合格発表を控える。
市立病院の内定者11人の一人、川本千尋さん(21)は「1年生のころからなりたい看護師像は変わっていない。患者様の心に寄り添った看護をしたい」と抱負を話した。