「全国そろばんコンクール」(日本珠算連盟ほか主催)の小学6年生の部で1位に輝いた名張市新田の美旗小6年、小林夢奈さん(12)が3月21日、亀井利克市長を訪問し、入賞の喜びを語った。【賞状を手に喜びを語る小林さん=名張市鴻之台で】
コンクールは昨年11月から12月にかけて全国各地の会場で試験を実施。「小学生以下」から「50歳以上」までの12部門があり、掛け算、割り算、見取り暗算、見取り算の4種目(各250点満点)を解き得点を競った。小林さんは同部門の参加者3190人のうちただ一人、満点の1000点を取って1位を掴んだ。
小林さんは暗算10段、珠算9段の腕前。幼稚園年長時代から同市桔梗が丘1番町の竹島珠算簿記学校に通い、多い時は週5回2時間以上、計算問題に取り組んできた。
前年度のコンテストでは1位と僅差の2位で、悔しい思いをしたこともあり、小林さんは「1位を取れるか不安だったのでうれしい。教室での練習を頑張ってきてよかった」と受賞を喜んだ。亀井市長は「次なる目標はそろばん10段。中学校に入っても1位を取り続けていってほしい」と応援した。