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陸上競技場と市有地に命名権導入 名張市

170213_10.jpg 名張市と同市教育委員会は、夏見の市民陸上競技場と新田の美旗地域市有地に命名権(ネーミングライツ)をそれぞれ導入する。命名権料は競技場が年間108万以上で、市有地は50万円以上、期間はいずれも4月1日から5年間となる。【命名権を募集する市民陸上競技場=名張市夏見で】

 対象施設の競技場は、面積約2万2000平方メートル。1周約400メートルのトラック、人工芝のフィールド、800人収容のメインスタンドなどを有している。2021年の「三重ことわか国体」のホッケーと弓道の競技場などとして利用される予定。

 市有地は、新田ゲートボール場と多目的広場、農園ゾーン、毘沙門塚周辺の自然環境ゾーンを有するエリアが対象となる。

 応募資格は、市の公共性や中立性などを損なうおそれのない事業者など。契約期間中は対象施設の愛称として、事業所名やブランド名をつけることができる。

 募集期間は2月16日から22日までで、市広告審査委員会でパートナーとしてふさわしいかどうかや、愛称名や提案金額などをもとに判断し決定する。

 市内の施設ではこれまでに、名張市青少年センター(同市松崎町)が「アドバンスコープADSホール」、名張市民野球場(同市夏見)が「メイハンスタジアム」、名張市総合体育館(同)が「HOS 名張アリーナ」としてそれぞれ命名権を得ている。

 問い合わせは、市有地の命名権が市農林資源室(0595・63・7625)、陸上競技場の命名権が市教育委員会市民スポーツ室(0595・63・7100)へ。

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