名張市は、驚きや感動がある市民の取り組みや記録をたたえる「あれっこわい認定制度」を2月から新たに始めた。認定者には亀井利克市長から認定証が贈られ、市のホームページにも掲載される。【交付される認定証の見本を手に呼び掛ける市職員=名張市鴻之台で】
「あれっこわい」は名張弁で「すごい」などを意味する感嘆詞。同市では地域づくり組織や小中学校独自の活動が盛んで、その取り組みや市民活動をたたえる機会をつくりたいと制度を策定した。認定を公表することで、新たな記録や先駆的な取り組みに挑戦するきっかけにしてもらう。
認定対象になるのは、市民や市内の法人、団体、または通勤通学者の取り組み。さまざまな取り組みを幅広くたたえたいと、明確な認定条件は定めていない。巨大巻きずしづくりや、大縄跳びの回数、どんどなどの高さも対象になるという。
希望者が取り組み内容を申請し、市が審査して市長が交付する。認定前に市長や職員が取り組みを見学する場合もある。また、その1年で認定された取り組みの中から選ぶ年間大賞の表彰も予定している。
亀井市長は「多くの皆さんに挑戦していただき、名張の元気を創造するきっかけになることを期待している」とコメントした。
問い合わせは市総合企画政策室(0595・63・7389)へ。