伊賀市は2月1日、忍者の発祥地として「伊賀市=忍者」という認知を更に高め、歴史文化の継承とともに忍者を生かした観光誘客やまちづくりを進めるため近く「忍者市」を宣言すると発表した。
市は2月22日の『忍者の日』にちなんで宣言することを希望しており、開会中の市議会定例会で議決をしてもらうため、議会側との日程調整など準備を進めている。当日は議会出席者全員が忍者衣装を着用することを想定しており、観光戦略課は「国内や世界に向けて発信する良い機会にしたい」と話す。
同課によると、全国では香川県が「うどん県」、群馬県が「すき焼き県」、栃木県鹿沼市が「いちご市」を宣言している。