伊賀市水道部は2月28日、同市四十九町にあるアパートの入居者43人から総額約42万円、最長で6年2か月分(2万3669円)の水道料金を過大徴収していたと発表した。還付の対象には既に退去した人も含まれており、同部が3月1日以降に文書で通知する。
水道メーターの口径を実際の13ミリより大きい20ミリで料金システムに登録していたのが原因。今月8日にアパートの管理会社から水道部に問い合わせがあり、過誤徴収が発覚した。
水道料金を市内で統一し、口径別の基本料金に改定した2010年10月以降、アパートに入居していた2か月から6年2か月の期間に応じ、差額分(1か月税抜き300円)を返金する。水道部によると、7階建てで全28室のアパートには現在15世帯が入居しているという。