冬型の気圧配置と北陸方面からの雪雲が流れた影響で1月23日、県内では北中部を中心に雪に見舞われた。午後1時34分には伊賀市と亀山市に大雪警報が発令され、伊賀市下阿波では雪でスリップした普通車が国道163号沿いの田んぼに転落。運転していた60代の男性が右腕打撲などで市内の病院に搬送される事故が起きた。【上野城近くに作られた雪だるま=伊賀市上野丸之内の上野公園で】
同市では警報の発令を受けて災害対策本部を設置。市内の小学校21校中19校と中学校10校中5校が授業や部活を早めに切り上げ、下校させた。
津地方気象台によると、同柘植町で午後4時に10センチの積雪を記録。24日朝まで雪への注意を呼び掛けている。