強い寒波の影響で、名張市赤目町長坂の赤目四十八滝渓谷にある大日滝が凍り始め、今シーズン初の氷瀑が出現した。【氷が薄く張った大日滝の様子=名張市赤目町長坂で16日撮影】
赤目四十八滝渓谷保勝会によると、14日夜からの冷え込みを受け、15日午後に氷瀑を確認。高さ約30メートルの滝全体を、つららや薄い氷が覆ったという。
溪谷入口にある日本オオサンショウウオセンター前の気温は、16日午前8時30分時点で1度。上流にある大日滝付近では更に1、2度気温が低く、同日日も氷瀑が確認できた。
凍った大日滝を一目見ようと訪れた登山客らの姿もあったが、正午ごろには氷が解け出し始め、滝の岩肌が見え始めていた。